27歳の酒井高徳は決勝トーナメント1回戦での敗退が決まった後に「次のW杯を、僕は目指すつもりはない。未来と希望がある選手が目指したほうがいい」と述べ、今大会を自身最後のW杯とする意向を明かした。

 2010年南アフリカ大会はサポートメンバーとしてチームに同行。前回ブラジル大会は代表入りしながら出場機会がなく、今大会の1次リーグ第3戦のポーランド戦で初めてW杯のピッチに立った。酒井高は「チームのためにすべてを尽くした」とすっきりした表情だった。