ACミランの日本代表FW本田圭佑(30)が電撃的に米メジャーリーグサッカー(MLS)のシアトル・サウンダーズに移籍する可能性が高くなった。24日、イタリアの移籍情報サイト「トゥット・メルカート・ウェブ」が報じた。今季は在籍4季目のミランで公式戦出場たった6試合。名門との契約が満了する今夏を待たず、現役日本代表初のMLS移籍が実現すれば出場機会増は確実。18年W杯ロシア大会のアジア最終予選を戦うハリルジャパンにとっても朗報といえる。

 ◆MLSとは 1984年に消滅したNASL(北米サッカーリーグ)以来の米プロサッカーリーグとして、96年に10チームでスタート。東西2地区に分かれ、今年から東西各11チームの計22チームで争われる。リーグ戦はホームアンドアウェー方式20試合とアディショナルゲーム3試合、交流戦の11試合で1チーム計34試合。各地区の上位6位までがトーナメント方式のプレーオフに進出し、勝ち進んだ東西の優勝クラブが、MLS杯で優勝を懸けて戦う。17年のリーグ戦は3月3日~10月22日。12月上旬にMLS杯が開催される。日本人ではニューイングランド・レボリューションMF小林大悟、米メリーランド大出身のトロントMF遠藤翼らがプレーしている。