FW大迫勇也のケルンは29日に敵地でMF香川真司のドルトムントと対戦する。28日の独紙ビルトはこの対戦について以下のように伝えた。

 よりにもよってドルトムント。8000人のケルンファンは、来季の欧州リーグ出場へ向けてのラストスパート第1戦に挑む。相手はドルトムント。どうやってトーマス・トゥヘル監督率いるドルトムントのターボサッカーを止めるのかが注目だ。

 シュテーガー監督は「6位以上で終われるように残り試合を乗り切りたい。普通ではない能力を持ったチームと対戦する。1対1での強さとスピードに関しては特にそうだ」とコメントした。

 希望となるのは3点ある。

<1>ケルンはシュテーガー政権下のドルトムント戦で5戦負けなし(2勝3分け)。「理想的なフォームで挑まなければ。そうすればスタジアムから負けることなく帰れる可能性がある」とシュテーガー監督。

<2>ドルトムントはカップ戦後で疲れている(26日にドイツ杯準決勝Bミュンヘン戦に勝ったばかり)。シュテーガー監督は「試合では相当のエネルギーを消費する。だがミュンヘンであれだけの試合をして、勝利をした後なら、週末には疲れが限界をとどめるのでは」。

<3>強敵に強い。ケルンは前半戦(首位)Bミュンヘン、(3位)ドルトムント、(2位)ライプチヒから勝ち点1を奪っている。(4位)ホッフェンハイムにもこの前ホームで1-1。

 ケルンは現在8位で、来季欧州リーグには5位、6位が出場できる。