MF香川真司が所属するドルトムントは、ホームでFW大迫勇也が所属するケルンと0-0で引き分けた。

 香川はトップ下で3試合ぶりの先発。前半15分にMFロイスからのパスで抜け出しペナルティーエリア左からグラウンダーのクロスを送り、FWオバメヤンがゴールネットを揺らしたが、香川の位置がオフサイドでノーゴール。同16分にも左CKをショートで受け、ニアにセンタリングを送りMFバイグルが頭で合わせたが、ゴールにはつながらなかった。後半20分にはDFドゥルムの右クロスから右足ダイレクトでこの試合唯一のシュートを放ったが、枠を大きく越え、同21分に退いた。ビルト紙の採点は4(1が最高、6が最低)。

 以下は香川との一問一答。

 -勝ち切れなかった

 香川 そうですね、まあ前半チャンスがあった中で、それを決めてたらもっと余裕というか、簡単な試合だったんですけど。

 -思ったより守備が固かった?

 香川 そこまでは感じなかったですけど、僕らが決めるところで決めていれば勝てたと思います。

 -自分の交代については。

 香川 まぁちょっと早かったですけど、イージーなミスが続いてたんで、そういう意味で交代だったと思いますね。

 -ドイツ杯から中2日。疲れもあった?

 香川 それもありましたし、まぁ…ああいうビッグゲームの後っていうのは保ちにくいものがあるからこそ、前半でやっぱ決めなければいけなかったんで。そこがズルズルいってしまったのかなと思います。

 -オバメヤンに通したパスは、オフサイドだったのでノーゴールになってしまった

 香川 いや、映像見てないですけど、オフサイドではない感覚でしたし、まぁ良いパスだったんで…まぁ見てないんで判定は分かんないですけど。

 -前半は左サイドからは割とチャンスは作れていた?

 香川 マルコ(ロイス)との起点を作ったほうが、あそこでボールを回したほうが良い距離感でチャンスになるなと思ったんで。右はちょっとうまく回ってなかった。相手の左SBも良い選手ですし、そういう意味では左を中心にコンビネーションで、っていう感じでしたね。