国際サッカー連盟(FIFA)のアハマド理事(クウェート)は30日、5月に行われるアジア・サッカー連盟(AFC)選出のFIFA理事選に出馬せず、あらゆるサッカー活動から退くと発表した。

 AP通信などが報じた。同氏は、FIFA倫理委員会から90日間の暫定活動停止処分を科されたグアム・サッカー協会のライ会長の汚職事件に絡んだ疑いを持たれている。

 アジア・オリンピック評議会(OCA)会長も務めるアハマド氏は疑惑を否定しているが、FIFAやAFCに与える影響に配慮したとしている。