ドルトムントのペーター・ボス監督は解任間近のピンチにいるとして、24日の独紙ビルトは同監督の5つのミスを指摘している。

 <1>システムのマンネリ

 4-3-3システムを重用するが、うまくいっていない。特にDF選手にとってはいいものではない。トップチームを相手にするにはあまりにもリスクが大きすぎる。Rマドリード、トットナムとの2試合、Bミュンヘン、ライプチヒを相手に勝ち点は0。

 <2>快適すぎ

 厳格だったトゥヘル前監督と比べボスはオアシスのようなものだ。例えば連敗が重なり、ダービーの前だというのに23日はオフ。チーム内でも驚きがあるほどの決断だ。

 <3>コンディション不足

 夏のアジアツアーがあったとはいえ、その後8日間の合宿で練習がわずかに6回しかなかった。後半15分以降チームはガス欠を起こしてしまう。

 <4>オバメヤン問題

 ピエールエメリック・オバメヤンは何年もチームの主力だ。そのオバメヤンとの問題を抱えている。シュツットガルト戦では出場停止処分に。

 <5>守備陣が不安定

 最近9試合で18失点。4バックがころころ変わり、13の異なる組み合わせが起用されている。けが人が原因で変えざるを得ない理由もあったが。