ブンデスリーガで19日、ヘルタとドルトムントは1-1で引き分けた。20日の独紙ビルトはこの試合を「ゼルケがドルトムントを怒らせ、新しいオバメヤン問題も」という見出しで、以下のように伝えている。

 ピエールエメリック・オバメヤンなしではドルトムントは厳しい。後半1分にヘルタのダビー・ゼルケに先制点を許し、同26分に香川真司のゴールがドルトムントの名誉を守った。

 先制点のシーンではラツァーロとドゥーダのシンプルなワンツーパスでドルトムント守備陣をほんろうし、最後はゼルケが5メートルの距離から流し込んだ。

 ドルトムントの同点弾は、サンチョからのクロスをファーポストで香川が頭で合わせた。同41分には香川からのループパスを受けたイザックがシュートに持ち込むが、枠をとらえきれなかった。

 ヘルタはリーグ後半戦初戦のシュツットガルト戦を0-1で落とした後だけに価値のある引き分け。ドルトムントにとってはウォルフスブルク戦からの2試合連続引き分けは十分ではない。

 オバメヤンは規律違反などの影響もあって、2戦連続メンバーから外れている。