マルセイユ(フランス)DF酒井宏樹(28)が後半ロスタイムにダメ押しゴールを決め、4強入りを果たした。ライプチヒ(ドイツ)戦にフル出場して5-2の勝利に貢献し、2戦合計で5-3と逆転した。この日がちょうど誕生日で、移籍2季目で公式戦初得点というメモリアル弾だった。

 後半ロスタイムに酒井宏が準決勝進出を決定づけるゴールを奪った。GKも攻撃参加した相手CKから、こぼれ球を拾ってカウンター。右サイドを駆け上がって球を受け「ゴールが空いていたので、パスをするだけだった」と約30メートルの距離から無人のゴールに流し込んだ。「まさか自分が決めるとは」。チームの準決勝進出は14年ぶりとなった。