セリエAで18日、首位ユベントスはクロトーネと1-1で引き分け、2位ナポリと勝ち点4点差に縮まった。

 19日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、クロトーネのナイジェリア人FWシミーが後半20分に見事なオーバーヘッドで同点弾を入れた。「ナポリに手を貸したとは思っていない。私はチームのセリエA残留だけを考えている。今日はFWらしいゴールを入れられた。あまり考えすぎずにゴールすることだけに集中する。インスピレーションで蹴って、それがうまくいった」と話した。

 クロトーネのサポーターはシミーに「君はロナルドのようだ」と称賛コールを繰り返していた。

 ユベントスのアレグリ監督は「1-0の後は無理に攻撃しない方がよかった。それでも失点の兆候はあった。まさに気を抜いているところで相手に得点された。今日はついていなかったのだろう」と話した。次節はナポリとの直接対決で「ナポリ戦でドローがいいとは思っていない。勝てば優勝に向けて大きな躍進となる。それでもリーグは次で終わるわけではない。選手のコンディションはいい。心配はしていない」としている。