ベルギー1部のアンデルレヒトMF森岡亮太(27)が22日夜、公式ブログをスタートした。その中で、ワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場する日本代表から落選したことについて触れ、「日本代表に関しては、全て監督の判断ですし、ヨーロッパの地で精一杯プレーをしたので後悔は無いです。勿論入らなかったのは残念ですが、W杯での日本代表の活躍を祈願、応援しております」と失望はあっても後悔はないこと、そして日本代表の本大会での活躍を期待した。

 森岡にとって17-18年シーズンは、ポーランド1部ブロツワフから17年6月にベルギー1部のワースランドベベレンへ、そして1月30日に同リーグ屈指の名門アンデルレヒトに移籍と、異国で一気にステップアップを果たした1年だった。「ポーランドよりベルギーに移籍し、ベルギー国内でも半年で移籍するという激動のシーズンでした」と振り返った。

 ベルギーでの生活についても触れ、クラブ関係者の厚いサポートもあり生活がしやすくなったことが躍進につながったと分析した。

 森岡 ベルギーに移籍し、暮らす環境は非常に良くなりました。ベフェレンは文字通り正にベルギー人が多く、非常に暮らしやすく、ブリュッセルは他の大都市にもれず多国籍の文化に触れることができ刺激の多い楽しい生活を送っております。当初ベフェレンもアンデルレヒトも加入した際の監督をはじめ、チームメイト、スタッフのサポートは素晴らしく、その歓迎モードに後押しされるよう、ベフェレンの快進撃さらにはアンデルレヒトでのプレーに繋がったのではと思います。サポートしてくれた会長、CEOやサポーターにも感謝しております。

 さらに「また、ベルギー在住の日本人コミュニティーには家族一同、本当に助けられ感謝しております。異国の地で、第一子の息子が生まれたばかりで不安なことも多々ありましたが、ピッチ外でのストレスが少なかったことは、家族を含め周りの方々のおかげです」と現地の日本人の人々にも感謝した。

 そして「大きな怪我もなく、今シーズンは43試合に出場しカップ戦を含め、15得点/15アシストで無事終えることが出来ました。来シーズンも引き続き皆様のサポートをよろしくお願い申し上げます」(コメントは原文のまま)とつづった。