ローマの幹部を務めている元イタリア代表フランチェスコ・トッティ氏(41)の息子クリスティアン君(13)が見事なフェアプレーを演じたと、18日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが伝えた。

クリスティアン君はローマの下部チームに所属し、17日にU-14マドリード・フットボールカップに出場した。そこで相手GKと衝突してしまい、相手が倒れ込んだのを見てシュートを蹴るのをやめたという。

クリスティアン君は試合後に英国テレビ局のインタビューを受け「僕にとってはゴールを入れるより、相手GKが大丈夫かどうか知ることの方が重要だった。心配して彼に近づいたのを、彼はとても喜んでくれた。監督からも試合後に『いいことをした』と褒められたし、僕のことを誇りに思うと言われた」と完璧な英語で話したという。