ザンクトパウリFW宮市亮(25)が今季初ゴールを挙げチームの勝利に貢献した。

U-23で調整していた宮市はこの日、今季リーグ戦で初のベンチ入りを果たし、0-0の後半25分から途中出場。同37分、自陣センターサークルからのロングパスに反応。相手DFを振り切り、大きくワンバウンドしたボールを、飛び出してパンチングでのクリアを狙った相手GKが触る前に頭で無人のゴールに押し込んだ。これが決勝点となり、ザンクトパウリはインゴルシュタットを1-0で下した。

宮市の公式戦でのゴールは16年5月15日のカイザースラウテルン戦で2得点を挙げて以来、2年4カ月ぶり。クラブの公式ツイッターは「足のケガから復帰した宮市の素晴らしいゴールでインゴルシュタットに勝利した」と称えた。たび重なるケガに泣かされてきた宮市も「ようやく戻ってきて、ゴールを決めて、勝つことができました。ファンとクラブの素晴らしいサポートに、心から感謝しています」とコメントしたと同ツイッターは伝えた。

ザンクトパウリは3勝3敗の勝ち点9で暫定7位。