スペインリーグでVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)をめぐる議論が出ている。

23日にバルセロナはジローナと2-2で引き分け。メッシのゴールで先制するものの、ストゥアニの2ゴールで逆転を許し、ピケのゴールで追いついた。今季の開幕からの連勝は4でストップした。

24日のスペイン紙マルカによると、試合後の会見でバルベルデ監督、ブスケツがVAR判定に不満を示した。前半34分、バルサDFラングレが相手MFポンスと交錯し、顔にひじが入ったとして一発退場となった。

バルベルデ監督は「レッドカードではないし、全く遠いものだ。ファウルは相手のもの。相手が謝罪してきたのに退場になった」と判定に不満を見せた。またブスケツは「VARは正しい使い方をしないといけない。同じ基準を持ってやるべき」とコメントした。

当事者のポンスは「審判は自分のファウルをとったと思った。抗議はしなかった。でもそのためにVARがある」と判定に従う姿勢を見せている。

また、この試合で423試合出場を達成したメッシはスペインリーグでの外国人試合数最多出場選手となった。