バルセロナFWメッシがホームでのセビリア戦で右肘を負傷し、前半26分で退いた。チームは試合後に骨折していたことを発表。約3週間の離脱となり24日の欧州チャンピオンズリーグのインテルミラノ(イタリア)戦、28日のレアル・マドリード戦など6試合を欠場することになった。復帰は11月24日のアトレチコ・マドリード戦となるもようだ。

メッシは前半2分、中央からダイレクトのスルーパスを通してMFコウチーニョの先制点をアシスト。同12分にはFWスアレスのパスを右サイドで受けてドリブルで駆け上がり、相手DF3人に囲まれながら左足でチーム2点目を奪った。

しかし、同17分、右サイドから突破を図った際、奪われたボールを取り戻そうとして相手MFバスケスと接触して倒れ込んだ。この時、ピッチについた右肘が関節と逆方向に曲がったもようで、苦痛に顔をゆがめ起き上がれなかった。しばらくして、スタッフに抱えられてピッチサイドに移動し右肘にテーピングして立ち上がったが、ピッチには戻れず、同26分にデンベレと交代した。

バルセロナは後半にスアレス、MFラキティッチが得点し、セビリアに2点を奪われたが4-2でリーグ戦5試合ぶりの勝利を挙げ、5勝3分け1敗で勝ち点を18と伸ばして首位を守った。