ベルギー1部シントトロイデンは18日、身長190センチの長身FW木下康介(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。

東京都出身の木下は横浜FCユースから13年にフライブルクのU-19に加入。フライブルク2へ進み3年間で50試合14得点をマーク。16年は08ホンブルフに所属し、その後はハルムスタッズ(スウェーデン)で通算55試合16得点の成績を残した。日本代表はU-18、U-19に選出された。

チームはJリーグのトップチームでの経験のない異色のFWに対し、海外チームへの挑戦経験を生かし、アグレッシブなプレーを期待しているとしている。

背番号18が決まった木下は「初日からチームのみんなが明るく迎えてくれました。日本人選手もいてやりやすい部分もあると思いますし、すぐに溶け込めるかなと思っています。最近ベルギーリーグは日本人選手の活躍も話題になっていますし、ベルギー代表も強く、リーグにはいい選手がそろっているという印象です。まずはスタメンをとって、試合に出て、点を取りたいと思っています」とコメントした。

シントトロイデンはすでに日本代表のDF冨安健、DF遠藤航を始め、MF鎌田大地、MF関根貴大、DF小池裕太が所属している。