久保建英のシュートがジダン監督直撃 観客「オー」

MF久保建英(19年6月撮影)

レアル・マドリードに新加入した日本代表MF久保建英(18)は、公開された試合形式の練習で放ったシュートがジダン監督に直撃し、観客から「オー」と歓声が挙がった。クラブ公式サイトのツイッターが18日、練習の動画をアップした。

試合形式のミニゲームで久保は、MFアザールのパスを受けてゴールへ向かってドリブルし、ゴールから約1メートルの位置から左足でシュートを放った。DFに当たって枠の外に飛んだシュートは、左ポストの近くに立っていたジダン監督の腹部付近に直撃。シュートシーンだったこともあり、観客から「オー」とどよめきが上がった。強烈なシュートではなかったため、ジダン監督はすぐにコーナーキックを指示した。

弱いシュートだったとはいえ、クラブのレジェンドで指揮官でもあるジダン監督にボールを当てればビックリするものだが、久保は何事もなかったかのように、ジダン監督から跳ね返ってきたボールを左コーナー付近に蹴り、ジダン監督に背を向けてポジションに戻った。18歳とは思えぬ強心臓で、大物ぶりを見せつける1シーンとなった。