ドルトムントの会長が、2連覇にはしゃいで負傷したと、25日付の独紙ビルトが伝えた。

 優勝を決めた22日のボルシアMG戦後、ラインハルト・ラウバル会長もピッチ上で、選手と一緒に喜びに浸っていたところ、DFフェリペ・サンターナが会長にビールをかけようと駆け寄った。これをよけようとして、同会長は足を滑らせて負傷。「ビールをよけようとしたんだ。そのとき、ぬれた芝で滑って左足を負傷してしまった」とコメント。23日に病院で診断を受けたところ、股(こ)関節部分断裂で手術を受けなければならなくなったという。

 昨季優勝時も同会長は、サンターナからのビール攻撃をかわしていた。「去年は私の動きについてこれなかったけどね。かなり痛いよ、今回は。でも優勝祝いの1つと思えば我慢できる」と言うしかなかった。