<陸上世界選手権>◇第4日◇13日◇モスクワ・ルジニキスタジアム発着特設コース◇女子20キロ競歩

 ロンドン五輪にも出場した大利久美(28=富士通)は1時間29分11秒で26位、4大会連続4回目の出場の渕瀬真寿美(26=大塚製薬)は1時間33分13秒で29位だった。

 レース後、大利は来月の全日本実業団選手権での引退を表明した。今大会が最後の国際大会になったが「入賞で締めたかった。でもアスリートとして甘いかもしれないが、こういう経験をできて光栄だったと思う」と晴れがましい表情で話した。

 渕瀬は「全然ダメでした。(自分が)トップを狙える選手ではないことは分かっているが、狙いたいという感情が先に立ってオーバートレーニングになってしまった」と涙を見せた。

 ラシュマノワがロンドン五輪に続く金メダルを獲得。2位にはキルデャプキナが入り、地元ロシアのワンツーフィニッシュとなった。