マーク・カベンディッシュ(英国=ディメンションデータ)がゴール前のスプリント勝負を制して、開幕ステージ優勝を飾った。

 窪木一茂(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)ら6選手が逃げを決め、一時はメイン集団に5分以上差をつけたが、残り16キロまでに全員が吸収。集団スプリント勝負となり、カベンディッシュがアンドレ・グライペル(ドイツ=ロット・ソウダル)の猛追を振り切ってトップでフィニッシュラインを通過した。2位にグライペル、3位にはニコロ・ボニファツィーノ(イタリア=バーレーン・メリダ)が入った。

 ゴール前残り1キロでクラッシュが起こり、マルセル・キッテル(ドイツ=クイックステップ・フロアーズ)が巻きこまれた。

 窪木は2度のスプリントポイントをともに3位で通過し、ボーナスタイムを得てトップのカベンディッシュに8秒差の6位につけた。同2位は4秒差でグライペル、同3位はマヌエーレ・モーリ(イタリア=エミレーツ)。

 別府史之(トレック・セガフレード)は71位、小石祐馬(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)は145位だった。