10年大会以来、2度目の優勝を目指す宮里藍(31=サントリー)が、後半盛り返して1アンダー71の27位で初日を終えた。

 前半は3番でダブルボギーをたたくなど、一時3オーバーまで後退した。

 オフのトレーニングの成果でスイングが速くなり、序盤はそれに合わせた振りのテンポや、バックスイングの形などを意識しながらプレーしていた。「もう無意識でできていると思ったので(8番で)考えすぎるのをやめた。それが良かった」。

 後半は最終18番でバーディーを奪うなど、4バーディー、ノーボギーと第2日につながる締めくくりとなった。

 「今日はピンポジが難しかった分、思ったほどスコアが出ていない。飛ぶ人が上位にいますけど、たぶん飛ぶ人でもパットが入っているからこそのスコアだと思う。私も前半のチャンスを生かせていたら、3つ(3アンダー)か4つ(4アンダー)はいけていた。明日もそのくらいを目指してやりたい」と意気込んだ。