日本プロゴルフ協会(PGA)は16日に都内で理事会を開き、昨年12月に自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕されたツアー通算20勝の中村通(67)が刑事処分の決定までは活動を自粛する意向であることが報告された。

 理事会後に会見した倉本昌弘会長(62)は、協会として電話で連絡を取ったことや本人から謝罪文が出されたことを明らかにした上で「先日、実況見分が終わったばかりということで、これからいろんなことが分かってくると思う。本人も非常に反省していて、(刑事)処分が決定するまではトーナメント(出場)も会員活動も自粛するとのことでした。警察、司法の発表を待って、我々は(協会としての)処分を決めていきたい」と説明した。