賞金ランク1位のアン・ソンジュ(31=韓国)が2位に入り、4年ぶり4度目の賞金女王をほぼ手中にした。

2位で賞金800万円を加え、獲得賞金は1億7438万4885円。2位の申ジエ(韓国)が、1億3532万5295円で、その差は3905万9590円と開いた。6位に終わった鈴木愛の可能性は完全になくなった。

申が自力で逆転するには、残り2試合を連勝するしかない。アンは、次週の大王製紙エリエール・レディースで単独6位以内に入れば、申の優勝に関係なく賞金女王が決定する。出だしの1番でOBをたたき、2番もボギーと最悪のスタートから、8バーディーと爆発したアンは「(OBで)神様のいたずらと思ったけど、気楽になったのが良かった。賞金女王は気にしませんと言ったけど、正直少し意識した。今週ここまで来るとは思わなかった。少しは成長してきている」と話していた。