米男子ゴルフツアー日本初開催となる「ZOZOチャンピオンシップ」について、日本ツアーからも喜びの声が相次いだ。

選手会長の石川遼(27=CASIO)は20日、ホスト大会のカシオワールド・オープン(22日開幕、高知・Kochi黒潮CC)に向けた練習ラウンド後に「世界最高峰のツアーが日本で行われるのは、日本のゴルフ界にとって最高なこと。現実になってすごくうれしい」と笑顔で話した。13年から5シーズン米ツアーを戦い、選手層の分厚さを実感してきた。「今まで日本で見ることのできなかった選手が来てくれるということ。どれくらい盛り上がるか楽しみ」と興奮を隠さない。

池田勇太(32)はスポンサーを務めるZOZOの前沢友作社長について「お会いしたことはないけど、同じ千葉を愛する人だからね。千葉でやってくれるのがうれしいね。日本のゴルフ界が、これで少しでも盛り上がっていってくれれば」。現在賞金ランクトップの今平周吾(26)は「優勝で2億円はすごい。出られるように頑張りたい」と早くも力を込めた。【亀山泰宏】