日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長(56)が16日、19年女子ツアー日程について、1度は中止と発表した3大会の復活について、3月7日の今季開幕戦までに開催決定へ自信を見せた。

小林会長は「超ポジティブに進んでいます。(開幕戦の)ダイキンからやれるように、選定の段階。メドが立ちそうなくらい、いい感じです。いい形になったら、間をおかず発表します」と、前向きに話した。

日本女子プロゴルフ協会は、先月18日に、18年より2試合減の36試合で、19年のツアー日程を発表していた。その際、KKT杯バンテリン・レディース(熊本)中京テレビ・ブリヂストン・レディース(愛知)ミヤギテレビ杯ダンロップ女子(宮城)が中止となり、メジャー大会のワールド・サロンパス・カップ(茨城)が会場未定で、ウィメンズ選手権(仮称)として発表されていた。

財務基盤の強化を目指し、テレビ放送権の一括管理に着手した協会と、テレビ局主催の3大会で折り合いがつかず、見切り発車的な日程発表となっていたが、賞金獲得の機会が奪われる選手会などからの反発もあり、協会が主催者と協議を続けていた。「メジャーも含め、みなさんにいい報告ができるよう頑張ります」と小林会長は笑顔で話していた。