昨季世界選手権銀メダルの宮原知子(17=大阪・関大高)が、大会連覇を果たした。SP首位からのフリーで139・59点。国際スケート連盟未公認ながら“自己新”の合計212・83点で優勝した。

 宮原が、浅田も所属する世界的なマネジメント会社IMG(インターナショナル・マネジメント・グループ)と近く契約することがこの日、明らかになった。現在、関大高3年の宮原は来春から関大に進学する予定。大学入学を機にさらなる飛躍のために、浅田、テニス錦織圭、卓球石川佳純らが契約している同社と契約する。関係者は「競技をサポートしてくれる」と説明した。

 宮原にとって、浅田の存在も大きい。母裕子さんは「(浅田の復帰で)心強いと思います。うれしいんじゃないでしょうか」と口にしている。競技に専念できる環境を整えるとともに、日本代表での活動以外でも浅田から多くのことを学ぶ機会が増えそうだ。