馬術で1964年東京五輪に初出場し、12年ロンドン五輪は日本史上最年長となる71歳で出た法華津寛選手(74=アバロン・ヒルサイドファーム)が4度目の五輪となるリオデジャネイロ大会を目指し、馬場馬術の日本代表選考会の参加申し込みを行ったことが14日、分かった。

 日本連盟によると法華津選手ら11人が申し込み、5~6月に開く見通しの選考会で4枠を争う。リオ五輪に出場する人馬には、国際連盟が一定以上の戦績を条件として定めている。現時点で法華津選手は基準を満たしておらず、対象となる競技会2大会で一定の成績を収めた上で、代表選考会に挑む必要がある。

 日本は昨年9月に五輪出場枠を懸けた馬場馬術の地域予選で1位となって、2大会ぶりの団体枠とともに個人の4枠を確保。法華津選手はこの予選には出場していなかった。