王者奪回を目指す富士通が、アサヒビールに20-7と逆転勝ちして2連勝した。

 第1Qに先制TDを許したが、直後にQBコービー・キャメロン(26)からWR宜本慎平(28)への4ヤードTDパスが通って同点に追いついた。さらに第2Qの1分8秒、エースRBジーノ・ゴードン(27)がゴール前2ヤードの逆転TDランを決めると、後半2本のFGをキッカーの西村豪哲(30)が入れて、突き放した。

 藤田智ヘッドコーチ(49)は、「思ったように得点できず、しんどかった。守備陣が要所を締め、攻撃陣がゲームを支配したのが勝因」と話した。