全日本柔道連盟は22日、今夏の世界選手権(ブダペスト)の最重量級代表最終選考会を兼ねて体重無差別で争う全日本選手権(4月29日・日本武道館)、全日本女子選手権(同16日・横浜文化体育館)の組み合わせを発表し、リオデジャネイロ五輪100キロ超級銀メダルの原沢久喜(日本中央競馬会)と昨年覇者の王子谷剛志(旭化成)は決勝まで対戦しないブロックに入った。

 ともに2回戦からの出場で順当に勝ち上がれば、原沢はロンドン五輪代表の上川大樹(京葉ガス)、王子谷は七戸龍(九州電力)と準決勝で当たる。リオ五輪90キロ級金メダルのベイカー茉秋(東海大)と同73キロ級王者の大野将平(旭化成)も出場する。

 女子はリオ五輪78キロ超級銅メダルの山部佳苗(ミキハウス)と、昨年決勝で山部に敗れた田知本愛(ALSOK)は勝ち進めば決勝で顔を合わせる。