日本スケート連盟は23日、東京都内で理事会を開き、2016~17年シーズンの最優秀選手に相当するJOC杯受賞者としてスピードでは女子の小平奈緒(相沢病院)を選んだ。500メートルで出場した15レースに全勝し、世界距離別選手権などの主要タイトルを総なめにした。

 スピードの優秀選手は世界選手権女子総合3位の高木美帆(日体大)ら、ショートトラックの世界選手権女子3000メートルリレー3位の斎藤仁美(オーエンス)、菊池純礼(トヨタ自動車)らが選ばれた。

 フィギュアはグランプリ・ファイナルで男女通じて史上初の4連覇を達成した男子の羽生結弦(ANA)らが優秀選手に名を連ねた。最優秀選手は世界選手権(29日開幕・ヘルシンキ)後に決める。