リオデジャネイロ五輪競泳女子200メートル平泳ぎ金メダルの金藤理絵(28=Jaked)が、世界選手権(7月、ハンガリー)代表選考を兼ねた4月の日本選手権(愛知)欠場を発表した。エントリー期限を迎えた23日、都内で「世界選手権に切り替えられず、気持ちも練習も十分に積めていないので」と説明した。これで世界選手権の可能性も消えたが、一方で「これが引退ではなくて。日本選手権を抜きにして、今後をきちんと考えたい」と進退を保留した。

 この日はこれまで否定してきた20年東京五輪の可能性に触れた。「水泳人生のどこに最後を置くか。もしかしたら東京が最終目標になるかも。年齢は関係ないかな」。ただこのまま引退する可能性についても「なくはないと思う」とした。