日本オリンピック委員会(JOC)は27日の理事会で、選手の肖像権を使ったマーケティング事業の柱に据える「シンボルアスリート」として、スピードスケート女子短距離のエース小平奈緒(相沢病院)や、リオデジャネイロ五輪バドミントン女子ダブルス金メダルの高橋礼華、松友美佐紀(ともに日本ユニシス)のペアが新たに加わったことを報告した。

 リオ五輪の柔道男子73キロ級金メダルの大野将平(旭化成)、陸上男子400メートルリレー銀の桐生祥秀(東洋大)、競泳男子400メートル個人メドレー銅の瀬戸大也(JSS毛呂山)も追加され、契約選手は計17人となった。

 若手有望選手が対象の「ネクストシンボルアスリート」にはバスケットボール女子の渡嘉敷来夢(JX-ENEOS)ら6人が加わり、計20人となった。