平昌五輪の国・地域別出場枠が懸かるフィギュアスケートの世界選手権が今日29日、開幕する。

 今日行われる女子ショートプログラム(SP)に向け、日本の3選手がメーンリンクで調整した。2月の4大陸選手権で優勝した三原舞依(17=神戸ポートアイランドク)は、SPの曲に合わせノーミスの演技を披露した。同じく初出場の樋口新葉(16=東京・日本橋女学館)は曲を通しての練習ではジャンプのミスを連発したが、その後、何度も3回転の連続技を成功させて修正を図った。左股関節痛で欠場したエース宮原知子の代わりに出場する本郷理華(20=邦和スポーツランド)は精力的にジャンプを跳んだ。SPの滑走順は樋口は23番、三原は24番。本郷は最後から2番目の36番となった。