新潟が連覇へ前進した。兵庫との準々決勝は相手の高さに手を焼いたが、61-58のクロスゲームを制した。

 兵庫には195センチの松山雄亮(2年)を筆頭に、188センチの森山陽向(2年)ら、180センチ台の選手も4人擁していた。そんな大型チームに対抗したのは登録平均174・5センチの小兵チーム。小粒ながら、敏しょう性を駆使して競り勝った。堀里也監督(35)は「選手にはリバウンドとルーズボールを頑張ってくれ、とゲームに送り出した」と総力戦で、ボールへの執着心を見せた。