国際柔道連盟(IJF)は26日、10月に平壌で予定されていた世界ジュニア選手権の開催地をクロアチアのザグレブに変更すると発表した。

 参加者の安全が懸念されること、航空便の欠航で準備に支障が出ることなどを理由に挙げた。

 平壌開催は昨年8月のIJF理事会で決まり、ビゼール会長は「柔道を通じて、北朝鮮が国際社会に閉ざしている扉を開けたい」と意義を語っていた。しかし今年3月には「この大会は平和な状況になるまで延期するだろう」との見解を示していた。