日本バレーボール協会は24日、昨年人身事故を起こし対外的な活動を控えている男子日本代表の中垣内祐一監督(49)が6月8日から代表チームに合流すると発表した。監督代行を務めてきたフィリップ・ブラン氏はコーチとなる。

 24日夕方に東京都内で記者会見した中垣内監督は被害者におわびし「事故を起こしたことは大変重く受け止めている。誠意ある対応を引き続きとり、全日本監督という任を全うしていきたいと思う」と話した。

 中垣内監督は昨年11月、広島県内で乗用車を運転中に男性をはねて重傷を負わせたとして書類送検されていた。22日付で大阪簡裁から罰金70万円の略式命令を受け、納付した。日本バレーボール協会からは12月にけん責処分を受けた。