1部の横浜ビー・コルセアーズが、2部の広島ドラゴンフライズに圧勝して1部残留を決めた。

 横浜は、得点源のジェイソン・ウォッシュバーンを中心に、ゴール下を支配。第1Qで19-8と勢いに乗って、そのまま押し切った。広島は、得意の3点シュートが6の0と、横浜の厳しい守りに完封された。第3Qの中盤に一時6点差まで迫ったが、横浜・竹田に2本続けて速攻を許し、勝機を失った。

 横浜の尺野将太ヘッドコーチは「ただただほっとしている。B1、B2に関係なく、強いチームと残留をかけて争う挑戦者のつもりで戦った。今シーズン1番いい試合をしようと選手を送り出した」と話した。38歳のベテランで12得点を挙げた竹田謙は「チャンピオンシップで栃木が勝って、かつてフロントスタッフもやったことがあったので、みんなの顔が浮かんで、心からおめでとうという気持ちになった。ボクより2歳下の田臥が頑張っていたので、それがモチベーションになった」と笑顔で話していた。