男子プロバスケットボール・Bリーグのレバンガ北海道が、早くも来季へ動きだす。28日、ファン感謝祭を札幌・北海きたえーるで開催。イベント終了後、クラブの横田陽CEO(40)は、来季B1リーグの地区分けについて「(レバンガ北海道の入る)東地区に強豪が偏る今のグループ分けを改める提案を、31日の理事会で行う」と話した。

 28日のB1、B2入れ替え戦で、今季のBリーグ公式戦が終了、来季B1・18チームも決定した。仮に今季と同じ地区コードの振り分けなら、北海道が所属する東地区は、B2に降格した仙台89ERSと秋田ノーザンハピネッツに代わって、今季レギュラーシーズン1位の川崎ブレイブサンダースと7位のサンロッカーズ渋谷が参入する。6チーム中5チームがチャンピオンシップ進出実績を持つハイレベルの地区になり、唯一進出していない北海道には厳しい戦いが待つ。

 「このままでは折茂さんに怒られる。リーグを活性化するためにも地区ごとの力の偏りをなくしたい」と横田CEO。今季総合順位に基づくグループ振り分けなど、力の均衡する提案を行い、来季へ準備をする。