日本ラグビー協会は29日、都内で会見し、6月のテストマッチ3試合を戦う日本代表メンバー33人を発表した。

 日本代表は10日にルーマニア代表(熊本・えがお健康スタジアム)、17日と24日には19年W杯で同組になったアイルランド代表と静岡スタジアム、東京・味の素スタジアムでそれぞれ対戦する。

 15年W杯イングランド大会に出場した選手は12人で、リーチ・マイケル(28=東芝)が15年W杯イングランド大会以来の復帰となった。歴代最多の代表キャップ98を持つロック大野均(39=東芝)は外れた。

 昨年11月のテストマッチと同様で、フランカー堀江翔太(31=パナソニック)、CTB立川理道(27=クボタ)が共同主将を務める。

 ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(47)は「自分たちの強みを生かした一貫性のある戦いをしていきたい」と意気込みを語った。チームは6月2日に集合し、福岡での強化合宿に入る。