競泳が開幕し、リオ五輪代表池江璃花子(17=ルネサンス亀戸)が、日本のトップバッターとして、女子100メートルバタフライに登場して、決勝に進出した。

 予選は、57秒45で全体の4位で通過した。前半の50メートルを27秒02の5着で折り返して、その後はぐんと順位を上げて、同3組2着でフィニッシュ。「57秒30ぐらいを出したったけど、泳ぎの感覚とタイムは合っていた。(大会の)1本目としては結構よかった」と納得の表情を見せた。

 準決勝1組は、前半の50メートルを26秒77の4番目で折り返した。後半からペースを上げて56秒89の2着フィニッシュ。こちらも全体の4位通過となった。自己ベストの日本記録56秒86にわずか0秒03差に迫るタイムをマーク。24日の決勝では、世界大会初の表彰台に照準だ。

 リオ五輪では予選から驚異の日本記録3連発でメダルまであと0秒23差の5位だった。「じわじわと悔しさが沸きます」という17歳。最も得意な種目でメダルに向けて勝負する。