富士通が34-7でエレコム神戸に順当勝ちし、準決勝進出を決めた。26日にオービックと対戦する。

 富士通は第1Q3分1秒、RB神山幸祐の2ヤードTDランで先制すると、第2QにはK西村が連続FGで6点を追加した。そして、前半終盤にはQBキャメロンとWR中村のホットラインで、38ヤードのTDパスを成功させ、勝負を決めた。

 試合は後半も富士通ペース。第3Qには連続TDで突き放した。試合時間残り4分47秒、相手RBカンザリに3ヤードTDラン1本を決められて完封こそ逃したが、ディフェンス陣が要所で相手の反撃を抑えた。

 藤田ヘッドコーチは危なげない勝利にも満足した様子は無し。「サードダウンオフェンスで、もうちょっとできないといけない」とTDを取り切れなかった場面を反省した。そして、準決勝の相手オービックについて「(ノジマ戦を見たが、)乗ってきている。ターンオーバーを取るディフェンスが良い」と警戒した。