世界ランキング11位のラグビー日本代表は20日、同8位のフランス代表とのテストマッチ(25日、ナンテール)に向けフランス・トゥールーズで合宿を行った。午前はウエートトレーニング、午後はポジションに分かれ約1時間30分戦術の連係確認などをした。

 18日のトンガ代表戦は39-6で快勝した。キックを絡めながら計5本のトライを奪い、課題だった防御もノートライに抑えるなどジョセフジャパンの目指す形が表れた。しかし、前半は反則が多く、後半はミスタックルなどが目立つ場面もあった。W杯に3度準優勝を誇るフランス戦に向けて、FB松島は「ターンオーバー(ボールを奪われて攻守交代)後をもう少し賢くする必要がある」と新たな課題を挙げた。WTBレメキは「スペースをつけばチャンスはある」と勝機を見いだした。(トゥールーズ=峯岸佑樹)