東京運動記者クラブ・テニス分科会は21日、17年の最優秀選手に男子の杉田祐一(29=三菱電機)、特別賞として女子の加藤未唯(22=佐川印刷)を選び、都内で表彰した。杉田は7月のアンタルヤオープンで、松岡修造、錦織圭に次ぐ日本男子史上3人目のシングルス・ツアー優勝を果たした。世界ランキングも、歴代で錦織に次ぐ日本男子2番目の36位を記録した。最優秀の受賞は初。

 加藤は、1月の全豪女子ダブルスで、穂積絵莉(23)と組んで4強入り。日本女子ペアでの4大大会4強は、02年全仏での杉山愛、藤原里華組以来史上2組目となった。また、シングルスでは9月のジャパン女子オープンで自身初のツアー決勝に進出。準優勝を遂げた。すべての賞を通じて初受賞。