フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズが開幕し、 平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)女子代表で2連覇を目指す宮原知子(20=関大)がSP73・86点で首位発進した。 また、初のGPファイナル(12月6~8日・バンクーバー)進出を目標に掲げる坂本花織(18=シスメックス)は同71・29点で2位、 16年世界ジュニア選手権女王の本田真凜(17=JAL)は同62・74点で4位に入った。
宮原知子
<演技構成>
3Lz+3T/FCSp/2A/3F/CCoSp/StSq/LSp
冒頭の3回転ルッツ-3回転トーループは安定のジャンプを見せ着氷。ダブルアクセルも着氷。3回フリップもと高いジャンプを見せた。演技後は笑顔でみせた。
坂本花織
<演技構成>
3F+3T/2A/CCoSp/StSq/3Lo/FCSp/LSp
冒頭の3回転フリップ-3回転トーループはうまく着氷。ダブルアクセル、3回ループと大きなミスもなく高いジャンプを見せた。演技後は左手で小さくガッツポーズ。笑顔でキス・アンド・クライに向かった。
本田真凜
<演技構成>
3Lo+3T/2A/FSSp/3F/LSp/StSq/CCoSp
冒頭の3回転ルッツ-3回転トーループは華麗にジャンプから難なく着氷。ダブルアクセル、3回転フリップとGOE点を稼ぐジャンプを見せた。ステップでは曲に合わせ時折、笑顔を見せた。演技後は笑顔で両手を挙げガッツポーズを見せた。しかし、キス・アンド・クライで点が表示されると、笑顔が消えた。
<SP成績>
順位 | 選手 | 得点 |
---|---|---|
1 | 宮原知子 | 73.86 |
2 | 坂本花織 | 71.29 |
3 | ソフィア・サモドゥロワ | 64.41 |
4 | 本田真凜 | 62.74 |
5 | ブレイディ・テネル | 61.72 |
6 | メーガン・ウェッセンベルク | 60.20 |
7 | ロリーヌ・ルカバリエ | 59.57 |
8 | ポリーナ・ツルスカヤ | 58.42 |
9 | スター・アンドリュース | 56.03 |
10 | ルナ・ヘンドリックス | 54.13 |
11 | アレーヌ・シャルトラン | 46.99 |
<出場選手と滑走順>
第1グループ
・ソフィア・サモドゥロワ(16=ロシア)
・メーガン・ウェッセンベルク(20=米国)
・アレーヌ・シャルトラン(22=カナダ)
・スター・アンドリュース(17=米国)
・ポリーナ・ツルスカヤ(17=ロシア)
第2グループ
・ロリーヌ・ルカバリエ(22=フランス)
・本田真凜(17=JAL)
・ルナ・ヘンドリックス(18=ベルギー)
・ブレイディ・テネル(20=米国)
・坂本花織(18=シスメックス)
・宮原知子(20=関大)