2連覇を狙った立命大は関学大に完敗し、2位に終わった。「今日の負け方はひどすぎた」と古橋由一郎監督(53)は、試合後に声を荒らげて選手を鼓舞。ただ、25日の西日本代表校決定トーナメントで名城大に勝てば、12月2日にもう1度、甲子園ボウル出場を懸けて関学大と戦える。1年前に関学大を破ってリーグ優勝しながら、同トーナメントで関学大に敗れたリベンジを果たせる。

OL安東純一主将(4年)は「みんなめちゃくちゃ悔しいと思うが、自分はそうではない。早くもう1回(関学大と)やりたくてじんじんしている。次はホントすべて出します。みなさんが思っている以上のパッションを出します」。2本のインターセプトを食らったQB荒木優也(3年)も「得点にはつながらなかったが、進めていけたシリーズもあった。反省はしなければいけないが、悲観する必要はない」と前を向いた。