昨年7月に現役復帰したフィギュアスケート男子の高橋大輔(32=関大KFSC)が来季の国際大会に派遣される可能性が出てきた。16日、都内で日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長が説明した。高橋は昨年12月の全日本選手権で2位となり、来季の強化選手入りの条件をクリア。これで国際大会派遣の権利を得ることができ、伊東委員長は「本人が希望するなら」と国際B級大会に派遣する可能性があるとした。

また、同連盟は都内で理事会を開き、今季後半の国際大会派遣選手を決めた。ババリアンオープン(2月5~10日、ドイツ)に女子の宮原知子(関大)ら、チャレンジカップ(同21~24日、オランダ)に男子の宇野昌磨(トヨタ自動車)、女子の紀平梨花(関大KFSC)、樋口新葉(開智日本橋学園高)らを派遣することになった。