世界9位の錦織圭(29=日清食品)が、3時間48分の死闘を勝ち上がった翌日のこの日、約1時間、元気に練習を行った。大会側が準備したヒッティングパートナーと打ち合い、前日の疲れも見せず、室内コートで汗を流した。

2試合連続で5セット試合を戦ったが、ボティーニ・コーチは「1回戦は3セット以降、相手が足をつって、ほとんどケイは体力を使っていない。2回戦は、サーブとレシーブが主で、ほとんどラリーがなかった。両試合とも、それほど体に影響はない。今もぴんぴんしているよ」と、体は全く問題がないと強調した。

次戦は、同44位のJ・ソウザ(ポルトガル)が相手だ。過去1勝1敗だが、1敗は、16年楽天オープン2回戦で、左でんぶ痛で途中棄権したものだ。1、2回戦とは違い、ようやく大好きなストローカーとの対戦のためか、ボティーニ・コーチは「ようやくラリーができる。いい感じだよ。へへへ」と、笑いが止まらなかった。