バドミントン女子シングルスで昨年の全日本総合選手権を史上最年少の16歳8カ月で制した奥原希望(埼玉・大宮東高3年)が来春、日本リーグ1部の強豪、日本ユニシス入りする意向を固めたことが19日、関係者の話で分かった。

 2016年リオデジャネイロ五輪で活躍が期待される奥原は複数の実業団が獲得に乗り出していた。関係者によると、日本ユニシスが社員契約ではなく、プロ契約で競技に専念できる環境を用意したことが決め手になった。近く適性検査などを受け、正式に決定する。

 長野県出身の奥原は身長154センチと小柄ながらも粘り強いプレーを持ち味とし、昨年の世界ジュニア選手権で銅メダルを獲得、今夏の全国高校総体で2連覇を果たした。