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《6》

 そよ風がなでる海面は、Kがプレゼントしてくれたラメ入りスカーフの模様を思い出させた。そこに影を落としているのはワカメを採る舟だけだ。ひとり黙々と働く男性は以外に若かった。遠目に見る目鼻立ちにいつの間にか彼の面影を重ね合わせていた。舟は風に逆らうように少しずつ沖へ向かう。それが点になるまで、私は目を離すことができなかった。 協力:ハウステンボス

佐世保港の南にはのどかな風景が広がる

<撮影・金谷喜久>

黛まどか「長崎恋物語」メーンページ