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《13》

 柔らかいKの唇がはれて硬く見えたのは、彼が肺炎に倒れたときだ。病室でそのうつろな目を見ながら、唇を重ねたいという妙な衝動に駆られたことを今でも覚えている。不思議な音のするガラス細工に口をつけながら、そんな感覚がよみがえった。

ハウステンボス内のギヤマンミュージアムで

<撮影・金谷喜久>

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