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《15》

 夕方の鐘の音は子供のころを思い出させる。遊ぶ時間が終わる寂しさ、一方でどこかホッとする帰宅タイムの知らせでもある。旅の終わりのこの音で、帰京への重い腰をなんとか上げることができそうだ。そこにはKがいるが、もう会うことはないのだから。

佐世保市内の教会で

<撮影・金谷喜久>

黛まどか「長崎恋物語」メーンページ